皆さんこんにちは!
超久しぶりのスクールブログです!!
ぼちぼち、少しづつ更新していこうと思うのでよろしくお願いします☺
タイトルにもある通り、今回は僕がドイツでGKとしてプレーしている時代に感じた
日本とドイツの小学生ゴールキーパーの違いを自身の感覚でお伝えできればなと思います!!
ドイツの子どもたち
僕がドイツでプレーしている時のことです。
ドイツでは各クラブに人工芝・天然芝のグラウンドがあり、クラブハウスも必ずあります。
他にも、フットサル用のコートのような小さいグラウンドがあったり、芝生の何でもないようなグラウンドでみんなでサッカーをやっているんですね。
本当にいたるところでみんなサッカーを楽しんでいました。
ある日、チームの練習が始まる前、子どもたちがシュートをして遊んでいるのを見ていると…
多くの子たちがキーパーグローブをはめてゴールキーパーを取り合いしているではありませんか!!
ゴールの前に二人キーパーがいたり…(笑)何でもありですね!
中には本格的にキーパーをしている子もいるわけですが、その子を差し置いてみんなでGKをやっていましたね!
そしてみんな、飛んだり倒れたりしてものすごく楽しそうにプレーしていました。
それを見た時、「やっぱり本当にみんなゴールキーパーが好きなんだな。」と改めて感じたのを覚えています。
感じた日本の子どもたちとの違い
と、ドイツの子どもたちの話をしましたが
正直、日本の子どもたちもシュートして遊んでいる時なら、キーパーをしている子はいますよね!
現在、僕もフィールドプレイヤーのスクールでキッズや小学生の子たちの指導をさせてもらっていますが、遊びでシュートをしている時は
ゴールキーパーをしたくてゴールに入る子もいますし、たまに自分のグローブを持っている子も見かけます。
ただ、日本で指導に携わるようになって改めて感じるようになったのは
やっぱりゴールキーパーをやる子どもは少ないと感じています。
ゴールキーパーをやってみたい。そういった気持ちはあるものの、実際にプレーしていくまでには至らない。
それには、様々な原因があると思うのですが
日本とドイツを比較すると、やはりまだまだ人工芝や芝生のグラウンドで練習できる環境が少ないことは一つの原因だと思います。
そして何より僕が感じたのは、ゴールキーパーに対するリスペクトの違いでした。
ゴールキーパーへのリスペクト
皆さんはJリーグや海外サッカーの試合をよく観ますか?日本代表の試合の時だけ…という方もいるでしょう。
ドイツでは、昼間からずーっとサッカーの番組がやっています。
試合のハイライトだったり、解説者や元プロ選手がサッカーのトーク番組など、ほんとにずっとやってます(笑)
その中に必ずゴールキーパーのセーブ集も出てくるんです。今節のスーパーセーブ的なやつですね!!
ブンデスリーガの試合でも、シュートを打ってキーパーが止めたら必ずGKに対しての賛辞があります。その後に解説の人も何が良かったのかということを言ったりします。
そのことからか、ドイツの子どもたちもシュートを打ってゴールキーパーが止めたらまずは、ナイスキーパー的なことを言います。
外したのではなく、シュートを止めたキーパーがすごい!!そんな感じです。
テレビでゴールキーパーが褒められているんだから、それは子どもたちもそうなりますよね。
日本も少しづつ、ゴールキーパーがフォーカスされることが多くなってきて、いい傾向だと思います。
ですが指導者を含め、まだまだ育成年代までその意識が下りてきていないのが現実だと感じています。
あの笑顔が溢れるようなゴールキーパー環境を作りたい
僕は、あの日見たゴールキーパーを楽しんでいる子どもたちの笑顔が今も目に焼き付いています。
この子たちは本当にゴールキーパーを楽しんでいるんだなって、そう思ったんです。
ゴールキーパーって本当に楽しいんだよ!!
それが伝えたくて僕自身もGKコーチとしてスタートし、今では岐阜ゴールキーパースクールを開校することができました。
その想いもあって、今では15名以上のゴールキーパーしている子どもたちがスクールに通ってくれています。
あの日ドイツで見た、ゴールキーパーを楽しんでいる子どもたちの笑顔を、岐阜県から作っていく。
だから僕が満足することは絶対にありません。
グラウンドに人工芝をひいていますが、環境面もまだまだ。岐阜県にはもっと多くのGKをやってみたい!っていう子どもたちがたくさんいるはずだと思います。
そして何より、スクールに来てくれている子どもたちが
「ゴールキーパーって楽しい!」そういって笑顔で思いっきりゴールキーパーをプレーできる環境を作るために、僕は情熱を燃やして全力で頑張っていきます。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。それでは、また👋
そうまコーチ
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